邪教集団フィグル・セステムスの大神官、クンペトクーが造りあげたゴーレム、それがアスタロスである。
絶対的な信仰対象「執行者」の命に従い、ソウルエッジ探索の尖兵として造られたアスタロス。
だがその創造には「執行者」そのもの――その実は軍神アレス――が手を貸していた。
みずからの眷属、死の使いケールの力を植えつけて精神的強度を与え、軍神としての記憶を元に優れた戦闘術を付与したのだ。
「破壊と再生」を教義とする邪教集団にふさわしい無慈悲なる魔人が、邪剣を求めて動き出す……。