ソウルエッジを歴史の闇から引きずり出した張本人、大海賊セルバンテス。
たちどころに邪剣に精神を支配された彼は虐殺を繰り広げると、その後、二十余年の休眠期間に入った。
完全復活の野望はしかし、ある女剣士と女忍者の手で阻まれる。
敗北したセルバンテスは地獄の業火に包まれ、その肉体は消し炭と化した。
ある日、新たな邪剣の持ち主ナイトメアが彼の「死体」を検分しに訪れる。
だが蒼騎士ですら気づかなかった。炭化した肉体から熾火のような光が漏れ、邪剣と共鳴して不吉な鼓動を始めていたことに……。