武器「紅雷」

成家に先祖代々から伝わる斬馬刀。
見た目通り相当の重量を持っているが、幼い頃から玩具代わりに紅雷に触れてきたミナにとってはもっとも扱いやすい武器である。
いざ家出という段になってソン・ミナが紅雷を持ち出したのも、家宝を持ち出すことで父親の気を引きたいというよりも、自然と手に取っていたという方が近いのかもしれない。
事実、ソン・ミナにとって、旅の道連れとしてこれ以上頼もしい武器はないであろう。