戦国の日本、乱世を刀の腕一本でしのぐ男――それが御剣平四郎だ。
外国より渡来した新兵器「種子島」に脅威を感じた御剣は、最強の武器『そうるえっじ』を求めて海を渡る。
しかし、探索は失敗。帰国した御剣は「種子島」との御前試合に挑むが、右肩を撃ち抜かれて手痛い敗北を喫する……。
だが、不屈の精神が御剣を動かした。居合い術など他流の技をも貪欲に身につけていく御剣。いつしか彼は当代一と言っても良い兵法者となっていた。
「あとは、強力な武器さえあれば……」