数々の伝説に名を残す剣、ソウルエッジ。その正体は魂を喰らう邪剣である。
多くの戦士たちがソウルエッジを求め、そして死んでいった。うず高く積み重なった屍の上に邪剣は君臨しているのだ。
今、ソウルエッジは歪んだ精神を持つ若者・ジークフリートの手に収まっている。しかしその実、彼の精神を支配しているのは邪剣の意志であり、「所有者」は傀儡に過ぎない。
ソウルエッジは「持ち主」のもっとも扱いやすい武器、すなわちツヴァイハンダーの形を取った。それは戦士の力を最大限に引き出すためであり、さらなる血と魂をむさぼるための手段に他ならない。