歴史の闇に隠れ、妖魔を狩る忍者集団、封魔衆。タキは封魔の里きっての手練れである。
魔剣ソウルエッジを求めて海を渡ったタキは、邪剣の持ち主、セルバンテスの下にたどり着く。
死闘の末、セルバンテスを倒したタキ。しかし、帰国した彼女に安息は訪れなかった。
封魔の首魁トキが刺客を差し向けてきたのだ。狙いはタキが隠し持つ妖刀・滅鬼丸。
その絶大なる力に目がくらみ、乱心したトキに、滅鬼丸を渡してはならない――。
だがトキに刃向かうことは、すなわち里を「抜ける」ことを意味していた。