ヨーロッパの裏社会で暗躍する暗殺集団「渡り鳥」。
幼い頃から殺人技術の粋を学び、また実践してきたティラは精鋭の暗殺者となっていた。
だがある任務の遂行中、イヴィルスパームに打たれた部隊長が発狂、部隊は崩壊しティラは「渡り鳥」から解き放たれる。
一般の家庭に拾われたティラは、一時、ごく普通の生活をしていた。
しかし、彼女が「その刺激」なしに生きられるわけはなかったのだ……。
些細なきっかけからティラは家族全員を惨殺。
その後、他者の命をすするあてのない放浪の旅に出るのだった。