吉光が一族で最も優れた使い手と認められた時に授けられた、万字の里に古くから伝わる名刀。復讐を成すため、吉光が心のよりどころともする刀である。特殊な呪術を込めて打ち込まれたとも言われるが、一族の滅びた今、その製法は永遠に失われた。 封魔刀は謎の多い短刀で、その来歴は判然としないが、封魔の里に由来するとも言われる。並々ならぬ強い霊力を秘めていることから、何らかの儀式に用いられていたものと考えられるが、無論、実用も可能である。